Huila-コロンビアの未来

コロンビアのサンタマリア近郊に位置するHuila(フイラ)は山や川などの、広大な自然に囲まれた土地です。この土地を初めて訪れた人は、最近まで続いていた彼らの持つ暗い歴史を感じることはないでしょう。

フイラは60年間にもわたり、ゲリラの拠点として抗争の絶えない土地として、外部から人が立ち入ることはできない状況が長く続いていました。この土地に住む人々は、常にゲリラと軍の抗争の間に挟まれ、常に身の危険を感じながら生活をすることを強いられていました。この様な抗争が原因となり、フイラで生産されたコーヒー豆なども外部に出荷することも難しく、市場に出回りまじめたのも最近のことです。

外部から閉ざされたこの土地が再度外の世界と繋がりを持ったのは2012年の平和協定が結ばれた後でした。FARCによって開かれたこの土地はようやく外の世界と経済的な繋がりを持つことが可能となり、地域の発展はここから飛躍的に進んで行きました。

この土地のほとんどの農家の人々は伝統的な品種である、カトゥーラやブルボンを生産の中心としておりましたが、近年では外部との交流も増えたことで、コロンビアやティピカといった比較的新しく病気に強い品種を外部から取り入れミックスすることで、味わいに深みを持たせることに成功しました。

長期にわたる封鎖せれた時代を乗り越えたフイラのコーヒー豆は農園の人々の伝統と、新たに外部から入ってきた新しい品種を用いることで、大きく成長を遂げました。彼らのコーヒーはチョコレートの味わいの中にバニラやナッツのフレーバーを感じることのできるコロンビアコーヒーの代表的なプロファイルとなっており、そのスッキリとしたの見応えは毎日飲んでも飽きの来ない味わいとなっております。

コロンビアの抱える大きな社会的問題を克服した彼らは、コーヒー生産を通じてより一層の発展を目指しており、日々品質の向上と新たな技術の吸収を行なっております。このフイラのコーヒー豆は、今後近い将来コロンビアの未来を担う存在となっていくのかもしれません。

Huilaコーヒー生豆