Private Roaster

-自家焙煎の深みを知る-

雨上がりの休日。窓を開けて、外の空気を胸いっぱいに吸い込む。

部屋に差し込む柔らかな朝の光と、かすかに感じる湿ったアスファルトの匂い。相棒の「Private Roaster」を片手に、コーヒー焙煎と共に始まる格別の朝。

コーヒー焙煎とはつまり、コーヒーと向き合うこと。それは、自分自身と向き合うことと似ている。

「Private Roaster」を通じてコーヒー豆との対話を繰り返しながら、「これでいい?」「あれはどう?」と様々な問いかけをする。

その答えを考えていく中でまた何かを発見する。そして発見の度に気付かされる、コーヒーの世界は実に奥深い。

その奥深さの向こうにある自分だけの至極の一杯を求め、今日も対話を続けていく。

コーヒー好きであればいつしかお店で買うコーヒー豆では満足がいかなくなってくる。煎り方によって全く違う顔を見せるコーヒーは、焙煎が味を決めると言っても過言ではない。そんな焙煎の世界に少しでも足を踏み入れたら、そこから抜け出すことはできなくなってしまう。

Private Roasterは、そんな焙煎の奥深さ、コーヒーの深みへと我々を導いてくれる。陶器本体のシンプルな佇まいと、手にそっと馴染む木製のハンドルの異質な組み合わせが、高いデザイン性を生み出し、職人の魂が込められたこの焙煎器は、使い込むほどに味が出てくる。ただ、この焙煎器は誰でも簡単に使いこなせるものではない。火加減、攪拌時の手の動かし方、豆の香りや色、音などに注意を払いながら、焙煎器と使い手が一体になった時に初めて、世界でたった一つの極上のコーヒー豆が出来上がる。

何度も試行錯誤し、失敗を重ね、自分の方法論を確立していく。そしてそのうちに不思議な一体感が生まれ、だんだんと愛おしく思えてくる、何とも憎めない相棒のような存在だ。一筋縄ではいかないからこそ面白く、のめり込む。ゴールのないコーヒー豆との対話は、使い手を自家焙煎の深みへと引き込んでいく。そして出来上がった世界に一つだけの豆で作ったコーヒーを片手に過ごす時間は、これ以上ない格別なひとときとなる。

【使用方法】

①木製ハンドルを外した状態で、数十秒ほど弱火にかける
②火を止め、木製ハンドルを取り付ける
③生豆100g~150gを開口部に入れる
*予め生豆に欠点豆が含まれていないか確認しておく
④木製ハンドルを持ち本体を左右に振りながら、中火でコンロから少し離した状態で10分~15分煎る
*豆が本体内側壁面に当たりひっくり返ることで、熱が均一に伝わるよう設計されております
*木製ハンドルは素手で握っても熱くならないよう設計されております
⑤豆の弾ける音、豆の色を確認しながら焙煎を進めていく
⑥好みの焙煎度合いで火を止め、木製ハンドルを本体から取り外す
⑦木製ハンドルを開口部に差し込み、本体を持ち上げて豆をざるまたは網へ移す
⑧自然冷却を行ったのち、酸化防止の為空気に触れないよう保存容器で保管する

【商品詳細】

名称:Private Roaster
用途:コーヒー生豆の焙煎
本体サイズ:直径15.5cm 高さ6cm (全長約32cm)
本体重量:340g
容量:生豆100g~150g
素材:本体 直火用耐熱陶器 ハンドル 木材
製造:佐賀県嬉野市(肥前吉田焼)
224porcelain
http://www.224porcelain.com/about/
400年以上続く伝統を守りつつも、絶えず挑戦を繰り返してきた肥前吉田焼。
本製品は、職人の方々が一つひとつ手作りで製作しております。

濱名 剛 (807 DESIGN)

プロダクトデザイナー。

家具を中心とした生活道具などの企画・デザインをする。
美術大学在学中にヘルシンキ芸術大学(現・アアルト大学)に交換留学。
木工や金属加工などの経験をした上で、デザイナーとして家具インテリアブランドに勤務。
小物、個人宅から、商業施設、宿泊施設や文化施設の特注家具や照明など多分野多岐にわたる案件のデザイン・設計を担当する。
在勤中より並行して個人でデザイン・設計を請負い、2016年8月より807designとして独立。
使う、売る、作る、立場を変えてモノに関わる多くの視点からプロダクトを思考する。

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